【初心者向け】ソイキャンドルの簡単な作り方│おすすめ100均グッズも紹介

ソイキャンドル,作り方

ロウオタクのこだままゆみです。


きっと、これを読んでいるあなたは
ソイキャンドルの作り方を検索して
この記事に辿り着いたのだと思います。

ソイキャンドル作りはこだわり出したら
キリがない!!
というほど、さまざまな選択肢があります。

それをご紹介すると
とんでもない情報量になってしまいますので

このブログでは初心者のあなたへ向けて

・一番基礎となる知識に基づいた作り方

・身近で手に入る材料・道具を使用

して、ソイキャンドルの作り方を
ご紹介します!

目次

ソイキャンドル作りを始める前に知っておきたい3つの注意点

ソイキャンドルの作り方を説明する前に
まず、大事なことを3つお伝えします。

とてもとても大事なことなので
ぜひ、参考になさってください!

1. 真冬のソイキャンドル作りは避けよう!

ソイキャンドルの原料、ソイワックスは
とてもデリケートなロウです。

気温や室温の変化
急激な温度変化に
非常に敏感です。

特に真冬は、
暖かい部屋の中でソイキャンドルを作っても
就寝や外出で暖房の電源を消し
一気に部屋の温度が下がると
表面にヒビが入ってしまいます。

ソイキャンドル,ひび割れ



1日を通して
気温や室温の温度変化がさほどない時期に
ソイキャンドルを作るのがオススメです。

2. 直火でソイワックスを溶かすのはダメ!絶対!!

ソイワックスに限らず、全てのロウは
直火で溶かす行為は、絶対にNGです。


理由は、
気化したロウが引火した場合
火事につながる恐れがあるからです。


非常に危険な行為なので
絶対にやめましょう。

3. インターネット上の情報は安易に鵜呑みしない!

ソイキャンドル・作り方
と検索をすれば、さまざまな情報を
得ることができます。

その全ての情報が信用できるかというと
ちょっと待ってください!!


アフリエイトため
お小遣い稼ぎのため
いかにPV数を稼ぐかを設計して
書かれた記事も多く存在します。

つまり、情報の質はいいものとは限りません。

【わからないことがわからない】状態が
一番怖いのです。


その情報は

・誰が発信しているのか?
・書いている人は誰なのか?
・その人はどんな人なのか?

必ず確認しましょう。

キャンドル作家、キャンドル講師など
キャンドルを専門とする人が
発信している情報量の質は
圧倒的にいいです。

100均の道具でもソイキャンドルは作れる?

使わない方がいい100均の道具・材料

1. クレヨン

簡単なキャンドルの作り方を調べると
顔料の代わりにクレヨンの使用を
紹介しているところが多いです。

個人的にクレヨンの使用はオススメしません。

ソイキャンドルは
パラフィンキャンドルに比べると
アレルギー反応が出にくいことから
とても人気のあるキャンドルです。

体を気にする人が
石油が原料のクレヨンを
顔料代わりに入れるのは
本末転倒です。


顔料を使う場合は、
キャンドル専用または
ソイワックス専用の顔料を
使用しましょう。

2. アロマオイル

100均で販売されている
アロマオイルには
可燃性成分のエタノールが
含まれています。


このエタノールは
液状のソイワックスと
うまく混ざり合いません。


香りを入れる場合は
キャンドル専用の
フレグランスオイルを
用意しましょう。

3. シリコン容器

100均ではさまざまな種類の
シリコン容器が販売されています。

非常に薄くペラペラ素材で作られた
シリコン容器はキャンドルの仕上がりが
とても残念になる場合があります。

全てのシリコン容器が
ソイキャンドル作りに合わない
というわけではありません。

しかし
せっかくキャンドル作りを楽しむのなら
キャンドルショップで販売されている
シリコン容器を購入しましょう。

使える!100均の道具・材料

1. キャンドル芯

ソイキャンドル,作り方

コーティング済みの芯と座金が
あらかじめセットになっているので
非常に使いやすいです。

2. 耐熱ガラス容器

耐熱ガラス容器,100均

100均で販売されている耐熱ガラス容器は
さまざまなデザインがあるので
選ぶ楽しみもあります!

3. 耐熱ガラスビーカー

耐熱ガラス容器

100円ではありませんが
このお値段で購入できるのはコスパよすぎ!

初心者でも簡単!ソイキャンドルの作り方をわかりやすく8つのプロセスで解説

1. 必要な道具・材料

道具

電子レンジ
温度計
キッチンスケール
耐熱ガラスビーカー
耐熱ガラス容器
割り箸または、竹串

材料

ソイワックス(ソフトタイプ)
キャンドル芯
フレグランスオイル

2. ソイワックスを耐熱ガラスビーカーへ必要な分量を入れる

ソイキャンドル,作り方


耐熱ガラスビーカーに70gのソイワックスを入れて
レンジにかけます。


耐熱容器にラップをかけ
600Wで様子を見ながら
ソイワックスを溶かします。

必要なソイワックスの分量の決め方は、
ガラス容器の容量を確認するといいです。

今回使用した、耐熱ガラスは80mlの容量でした。

容量80mlの容器には、大体80gのソイワックスが入る

80mlだとグラスいっぱいになってしまうので
少なめの70ml(70g)にしました。

3. ソイワックスをレンジで溶かす

ソイキャンドル,作り方

耐熱ガラスビーカーにラップをかけ
始めは、600Wで2分
その後、1分づつでロウの溶け具合を見ながら
レンジにかけていきます。

3. 香料をソイワックスに対して6%〜9%入れる

ソイキャンドル,作り方

ソイワックスが85度前後で香料を6%〜9%入れます。

今回ソイワックスは70gなので

70g × 6% = 4.2g

4.2gのフレグランスオイルを入れます。

が、少し多くなり4.8gになってしまいました^^;

4. ガラス容器に芯をセットする

ソイキャンドル,作り方

ガラス容器の真ん中に芯をセットします。

芯がずれないように割り箸又は、
竹串を使い挟んで固定します。

5. ガラス容器に溶かしたソイワックスを注ぐ

ソイキャンドル,作り方

60度前後のソイワックスを
ガラス容器に注ぎます。

6. 固まるのを待つ

ソイキャンドル,作り方

一度、ソイワックスを容器の注いだら
動かさないようにしましょう。

動かすとその振動で
ソイワックスの表面が歪むことがあります。

12時間はそのままの状態で硬化時間に当てます。

7. ソイキャンドルの完成

ソイキャンドル,作り方


完全に固まったら
芯を7mm〜10mmほどに切り完成です。

8. 道具の掃除

耐熱ガラスビーカーは60秒〜120秒ほど
電子レンジにかけ容器に流しきれなかった
ソイワックスを溶かします。

トイレットペーパーで溶けたソイワックスを
拭き取ります。

ソイワックスは水溶性で、水に溶けます。
余ったソイワックスをシンクに流すと
排水管が詰まってしまうので
流さずに拭き取りましょう。

ソイキャンドル作りを成功させる3つのポイント

1. 材料・道具は少しずつ揃える

材料費や道具費などのコストをできるだけかけずに
小さく始めるところからのスタートをオススメします。

ソイキャンドル作りためだけに
ホーロービーカーやIHヒーターを
購入するするのではなく

ソイキャンドル作りは
自分に合っているのか?

楽しいと思えるのか?

また、作りたいと思うか?

を確かめるために
上記に書いたレンジで作る方法を
何度か試してみましょう。

2. 小さいサイズのソイキャンドル作りから始める

大きいサイズのソイキャンドルを作っても
その後、使い切れるかどうかは微妙なところです。

中途半端に灯したソイキャンドルは
数年間はそのままにして
その後、結局は捨ててしまう人が多いです。


小さめサイズのソイキャンドルを作る

灯し切る

また、作る

このサイクルが循環するように
小さいサイズのソイキャンドル作りから
始めることをオススメします。

3. 始めから完璧を目指さない

手作りキャンドルというのは、
芯に火を点けて灯れば、
あなたが作ったキャンドル作りは
成功です。

・ここが少し気になる
・もっと綺麗に作れると思ってた
・なんかここがちょっとイヤ

など、完璧主義になればなるほど
キャンドル作りはつまらないものに
感じてしまいます。


・作ることを最後までやりきった!
・作ったキャンドルを灯しきった!
完璧主義ではなく完了主義を意識すると
どんどんキャンドル作りが楽しくなります。

まとめ

今回のブログでは

ソイキャンドル作りを始める前に
知っておきたい3つのこと

をお伝えしました。

ソイワックスは、1991年にアメリカ人の
マイケル リチャード氏が
ビーズワックスの代わりとなる
ロウがあったらいいのに!
がきっかけで誕生しました。

多くのアメリカのキャンドルメーカーが
ソイワックスを愛用しています。

そして、
ここ日本でも2010年ごろから
じわじわと人気が出てきて
今では、定番のロウです。

ソイワックスの正しい扱い方を知って
安全に楽しく作れるように
このブログを書きました。

偶然にもこのブログを見つけたあなたが
ソイワックスを作る時間を過ごせることを
願っております^^



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この記事を書いた人

手作りキャンドルにハマって仕事にまでしてしまいました。生涯現役&誰よりも多くのレシピを残すのが目標。
キャンドル歴11年。

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