アロマキャンドル作りに欠かせないロウを溶かす方法4選|メリット&デメリット

手作りキャンドル

ロウヲタクのこだままゆみです。

手作りキャンドル教室



ロウを溶かす方法は
実は何種類もあることをご存知でしょうか?

今回の記事では
キャンドル作りを始めたいあなたへ向けて
目的やライフスタイルに合わせて
ロウを溶かす方法4種類お伝えします。

目次

アロマキャンドル作りのためのロウを溶かす方法は4つある

手作りキャンドル界隈では
IHヒーターでロウを
溶かしている人が多いですが、
実は他にも方法があります。

IHヒーター

IHヒーターを使って
ロウを溶かしている人はとても多いです。
日本で一番メジャーな方法です。

メリット:

①入手しやすい!
家電量販店やオンラインで気軽に購入でき
選択肢も豊富です。



②デザインと使い勝手
IHヒーター搭載の製品は一般的に薄型です。
最近のデザインは洗練されています。

また、調理器具が直接加熱されるため、
清掃が比較的簡単です。


③高効率
IHヒーターは誘導加熱によって
直接鍋や調理器具を加熱するため
非常に高い効率でエネルギーを利用します。

ロウを均等に加熱できるため、
ロウが溶けるまでの時間が短縮され
電力の節約が期待できます。

デメリット

①特定の調理器具が必要  
IHヒーターは特定の調理器具
(鉄やステンレス鋼で作られたものが主流)
でないと十分な効果を発揮しません。

多くのキャンドル作家さんは
ホーロー製の調理器具を使用しています。


②電気使用量
IHヒーターは高い電力を必要とするため
電気使用量が多いことがあります。

キャンドルをどれくらい作るかにもよりますが
電気代に影響を与える可能性があります。



③感熱的な危険性
IHヒーターは加熱する際に
非常に高温になります。
使用中に本体に触れると
やけどの危険性があるため
取り扱いには注意が必要です。

IHは火が見えないので
逆に、お子さんやペットがいらっしゃる
ご家庭は特に注意が必要です。

電気グリル(ラジエントヒーター)

キャンドル作り, 必要,道具

メリット

①簡単操作
操作はかんたん!

操作ノブを回して
火力を調整するだけという
大変シンプルなものです。


②お手入れが簡単
フラットなプレートなので
汚れても拭くだけですぐに
キレイになります。

③電磁波の安全度が高い
ラジエントヒーターは、
渦巻き状のニクロム線の上に
トッププレートを置いた調理器具です。

つまりどういうことかというと
電磁波の影響を気にすることなく使えます。

デメリット

①焦げつきの可能性
ラジエントヒーターは
直接的に鍋などを加熱するため、
作業中に誤ってロウや顔料などを
プレートに落とした際

適切に管理できないと焦げつきや
過熱のリスクがあります。

②電気使用量
ラジエントヒーターは電気を使用するため
他のエネルギー源よりも電気使用量が
高い可能性があります。

どれくらいの頻度で
ロウを溶かすかにもよりますが
電気代が増えてしまう可能性があります。

③保温性
ラジエントヒーターは、
電源を切ってもプレートには
しばらく熱が残ります。

油断をしているといつの間にか
ロウの温度が200度近く上がっていた!
ということがあるので、ロウの温度管理には
特に注意が必要です。

湯煎

・キャンドル作りに少しだけ興味がある!
・ちょっと試しに作ってみたい!
・手作りキャンドルだけのために
 IHヒーターなどの電気調理器の購入はしたくない

というあなたには、
湯煎でロウを溶かすのを
一番オススメします。

メリット

①均一な加熱
湯煎は、熱源がロウを直接加熱するのではなく
お湯の中でロウを溶かすので
均一な加熱が可能です。

なので、ロウが均一に溶け
ロウの質感が安定したまま液状になります。

②安全性
直接の熱源がないので
ロウの過度な加熱などのリスクが
低減されます。

特にソイワックスは
100度を超えると質が劣化してしまうので
湯煎を採用した方が温度管理がラクです。

③急激な温度変化を防ぐ
湯煎を使用することで、
ロウが急激な温度変化にさらされるのを
防ぐことができます。

特に、ソイワックスは
急激な温度変化に弱いため
ロウの質感の劣化や仕上がりへの悪影響の
リスクを避けることができます。

デメリット

①湯気の影響
湯煎でロウを溶かす際
湯気や水滴がロウに入り込む
可能性があります。

ロウ(油)に水が入ると、
加熱中にパチパチと音がし
場合によってはロウが跳ねて
顔に当たることがあります。

②時間がかかる
湯煎は100度が最高温度なので
ロウを完全に溶かすのに時間が
かかることがあります。

融点の高いワックスを溶かす方法には
向いていません。

急いでキャンドルを作る際
他の方法よりも時間がかかる場合があります。


③量産向きではない
1キロ以上の大量のロウを
一度に湯煎で溶かすのは難しい場合があります。

必要な量のロウを分割して処理する必要が
あるかもしれません。

電子レンジ

ソイワックスに限り
電子レンジでロウを溶かす方法が
あります。

メリット

①使いやすさ
電子レンジは操作が簡単で
コントロールが容易です。

時間設定をしたり、ワット数を変えて
ソイワックスを溶かすことができます。

②迅速な加熱
電子レンジは高い周波数の電磁波を
使用して加熱するため
ロウを迅速に溶かすことができます。

急いでソイキャンドルを作りたい場合に
便利です。

③後片付けがラク
電子レンジでソイワックスを溶かす場合
容器に入れたソイワックスがこぼれる
リスクが低いので、後片付けなどの掃除が
比較的簡単です。

デメリット

①ソイワックスの加熱のリスク
電子レンジでのソイワックスの加熱は
過熱してしまうリスクがあります。

ソイワックスの過熱は質感や色に悪影響を
与える可能性があります。

100度は越えないように注意しましょう。

②耐熱ガラス容器が必要
電子レンジでの使用には、
特定の材質や形状の耐熱容器の
選択が必要です。

適切でない容器を使用すると、
破損や安全上の問題が発生する
可能性があります。

電子レンジでソイワックスを溶かす場合には
耐熱ガラス容器を使用しましょう。

③量産が難しい
電子レンジには容量の制限があるので
一度に溶かせるロウの量が限られています。

ソイキャンドルを量産する場合には
電子レンジでソイワックスを溶かすのは
不向きです。アロマキャンドルを簡単にラクに作る

まとめ

さて、あなたにぴったりの方法は見つかりましたか?

✔ 初めての人は → 湯煎
✔ 手軽さ重視なら → 電子レンジ
✔ 効率を求めるなら → IHヒーター
✔ こだわり派には → 電気グリル

自分に合った方法で、キャンドル作りを楽しんでくださいね!

ちなみに、
わたしの教室では 電気グリル を
使用しています。

「実際に試してみたい!」と
思ったあなたへ。

体験レッスンでは、
電気グリルの使い心地もチェックできますよ。

気軽にキャンドル作りを楽しめるチャンス!

ぜひ、一度遊びに来てくださいね。

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この記事を書いた人

「キャンドルを通して、自然体に還る」を理念に掲げて教室を運営中。
思想を哲学する人です。
キャンドル歴14年目

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