こんばんは！
ロウヲタクのこだままゆみです。
あなたは
こんな疑問を持ったことはありませんか？
アロマキャンドルの「アロマ」って
どんな成分が入っているのだろう？
市販のアロマキャンドルには
具体的な香りの成分が
表示されていないな。。。
なんでだろう？
今回のブログでは
アロマキャンドルの「アロマ」に
入っているかもしれない
フタル酸エステルに焦点を当てて
解説をしていきます！
アロマキャンドルに入っているかもしれないフタル酸エステルについて
フタル酸エステルとは、そもそもどんなもの？
フタル酸エステルとは、
フレグランスオイルの一部の成分として
使われている物質です。
フレグランスオイルに使用される
フタル酸エステルの貢献度は高いのです。
主に３つの理由から
フタル酸エステルが使用されています。
拡散性： 香りをより長く持続させ、広範囲に拡散させる特性があります。これにより、フレグランスオイルが広い空間に香りを広げるのに効果的です。
安定性と耐久性： フタル酸エステルは安定性があり、製品の耐久性を向上させるのに寄与します。これにより、製品が長期間にわたって香りを維持しやすくなります。
香りの変容： フタル酸エステルは、香りの変容を防ぐ効果があります。これにより、製品が様々な環境条件や保存条件においても一貫した香りを提供できます。
フタル酸エステルの問題点
フタル酸エステルは
フレグランスオイルの香りの質を
維持するのに貢献している物質ですが
実は、
フタル酸エステルは危険性もあるのです。
内分泌撹乱（ないぶんぴつかくらん）
内分泌攪乱が引き起こされると、
生体内のホルモンシステムに影響を与え、
発育や生殖などの生理学的プロセスに悪影響を
及ぼす可能性があります。
特に、
胎児や小児の発達段階での影響が
懸念されています。
そのほかに、
・生殖機能の低下
・発育の異常
・がん
・代謝異常
なども含まれます。
生殖毒性
一部のフタル酸エステルではありますが
動物実験で生殖毒性を示すことが
報告されています。
男性および女性の生殖器官や
機能、妊娠、出産、子供の発達などに
影響を与えることがあります。
もう少し詳しく書いていきましょう。
1. 不妊： 物質が生殖細胞の形成や受精着床に影響を与え、不妊症の原因となることがあります。
2. 胚発育： 妊娠初期の胚の発育や器官形成に対する影響が生じ、奇形や発育遅延のリスクが増加することがあります。
3. 妊娠： 物質が妊娠や胎児の発育に悪影響を及ぼし、早産、低出生体重、胎児死亡などのリスクが増加することがあります。
4. 子供の発達： 物質が胎児や幼児の発達に影響を与え、知的障害や行動異常などが生じることがあります。
フタル酸エステルが入っていないアロマキャンドルの探し方
ここまで読んでしまったあなたは
もしかしたら
知らないままの方がよかったと
後悔しているかもしれません。
もしかしたら、
こんなブログ記事を書いたわたしを
少し恨んでいるかもしれません。
そんなあなたに、
希望のある情報を書いていきます。
キーワードはフタル酸エステルフリー
香りの成分にこだわりを持つ
キャンドル作家さんの中には
「フタル酸エステルフリー」と表示して
販売している人が少しずつですが増えています。
「フタル酸エステルフリー」とは
フタル酸エステルは一切含まれていません
という意味です。
検索ワードとしてオススメなのはこちら▼
・フタル酸エステルフリー
・ソイキャンドル
・ウッドウィック
・アロマキャンドル
購入する予定がなくても
検索してみてください。
買うつもりはなくても
素敵な出会いがあるかもしれません。
アロマキャンドルの販売会社に直接連絡する
アロマキャンドル、香水、化粧品などの場合、
成分の一部を一括して「香料」として
表示することが認められていることが
あります。
香料の成分を詳しく表示しないのは
違法ではないのです。
もし、あなたが
アロマキャンドルに含まれる
成分を知りたい場合、気になる場合には
メーカーや販売業者に問い合わせてみては
いかがでしょうか？
こちらのアロマキャンドルの香料の成分に
フタル酸エステルは含まれていますか？
と、聞いてみましょう。
まとめ
今回のブログでは
アロマキャンドルの「アロマ」に
入っているかもしれない
フタル酸エステルに焦点を当てて
解説をしました。
日本ではまだまだ
フタル酸エステルというワードは
黎明期ですが
そのうち、
徐々に使われ始めるワードなんじゃないかと
勝手に予想しています。
パラフィンワックスは有害！
と情報発信する人がいますが
ソイワックスにフタル酸エステルが
含まれている香料を使用している
アロマキャンドルだって体に有害です。
市販されているアロマキャンドルは
一体どんな香料が使われているのかが分からないので
気になってしまう人は
無香のキャンドルを購入して
あなたが好きなアロマを垂らして使用するのが
オススメです。
このブログ記事をきっかけに
香料に関心を持つ方が増えると嬉しいです！
そして、
アメリカのように消費者の意見に耳を傾けて
フタル酸エステルフリーの香料の開発をする
会社が増えることを願っています！
それでは、
最後までお読みいただきありがとうございました！
次回のブログもお楽しみに！
