こだままゆみです。

今日は少し変わったテーマで
お届けします。
フレグランスオイルの捨てどき
あなたは、どうしていますか?
アロマキャンドルづくりに欠かせない
フレグランスオイル。
でも意外と知られていないのが、
その使用期限は“製造から約2年”とされていることです。
メーカーによって期限の違いはありますが
大体2年といわれています。
フレグランスオイルは、
名前にオイルと使われているように油です。
油は、時間の経過とともに
酸化していきます。
なので、
2年以内に使い切るというのは
理想的な使い方です。
では、
2年過ぎたら即アウトか?
というとそういうわけでもありません。
たとえば私の手元には、
10年以上前に購入したフレグランスオイルが
まだ残っています。
香りがしっかり残っているものもあれば、
「あれ? こんなに薄かったっけ?」と
思うものもあります。
大事なのは
“酸化した=使えない”ではない、
ということ。
むしろ、
変化そのものが新しい気づきや問いを
生んでくれます。
香りと、時間と、問い
わたしの場合は
「どこまで香りが残るのか?」
を検証するために
あえて古いフレグランスオイルも
保管しています。
香りがどう変化するのかを観察することも
私にとっては実は、ひとつの楽しみです。
中には
フレグランスオイルの揮発性が影響して
溶けてしまった遮光瓶のフタも
いまだ保管していますw

フレグランスオイルは、
プラスチックも溶かしてしまう
ものなのです。

そんな姿さえも
「時間の痕跡」として
記念に残していたりします。
タオルの捨てどきに迷うように、
香りにも“終わり”の判断は人それぞれ。
2年という目安はあるけれど、
“今の自分にとってどう感じるか”
という問いこそが
大事なのではないかと思うのです。
思想的な視点で香りと向き合う
「期限が切れた=処分」ではなく、
「今の自分だったら、この香りとどう付き合う?」
そんな風に問いを持てると、
手元にある香りが
たとえどんなに古くなってしまっても
愛着が余計に湧いてしまうことがあります。
誰かのマニュアルや教本ではなく、
自分の感覚で“今”を判断していく。
それもまた、
キャンドル作りが教えてくれる
自然体への還り方の一つなのです。
おわりに
こうやって
フレグランスオイルの消費期限について
話す機会がなかなかないので
今回、取り上げてみました。
消費期限過ぎてしまったから
もう使えないよね。
さようなら。。。
の前に
“捨てない選択”や
“問いとともにある暮らし”を大切にしたい。
そんな思いを込めて、
今日の記事をお届けしました。
キャンドルと香りから生まれる
小さな哲学を
これからも発信していきますので
どうぞお楽しみに!
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