ロウヲタクのこだままゆみです。

突然ですが、あなたは
「ソイワックスは環境にやさしい」
という言葉を聞いたことがありますか?
「環境にやさしい」というふんわりしたこの文言。
どこがどう環境にやさしいの?と
疑問に思ったことはありませんか?
今回は、
ソイキャンドルの「環境にやさしい」が
なぜ、やさしいと言われているのか
その所以を簡単解説していきます٩( ᐛ )و
🌱 ソイワックスが環境に優しい理由
① 再生可能な資源(Renewable Resource)
すでにご存知の方も多いと思うのですが
ソイワックスの原料は大豆です。
大豆が、再生可能な資源というのは、
毎年収穫できることからそう言われています。
パラフィンワックスの原料は原油です。
そう、有限資産なのです。
わたしが小学生くらいの時
車がいずれ走れなくなる!
ガゾリンは枯渇する!
と聞いて早30年以上。
ガソリン車は今も現役で走っていますが笑
原油の枯渇の心配は否めません。
環境へのメリット
✅ 持続的に生産可能 → 森林伐採や地下資源の枯渇を防ぐ
✅ カーボンニュートラル → 植物由来なので燃焼時のCO₂排出が実質ゼロ
② 生分解性が高い(Biodegradable)
ソイワックスは
微生物によって分解されやすく
自然界に戻りやすい
という特徴があります。
そのため、
環境負荷を軽減することができます。
環境負荷とは、
自然に分解されにくいものが数十年〜数百年と
長期間残ることで環境に悪影響を与えることを指します。
環境へのメリット
✅ 自然に還るスピードが速い → プラスチックやパラフィンよりもゴミ問題(埋立地)を軽減
③ 燃焼時のススと独特な匂いが発生しにくい
ソイワックスは、
パラフィンワックスに比べて
ススや有害化学物質の発生が少ないと
されています。
また、
燃焼時のニオイもほとんど気にならず
化学的な匂いが発生しにくいのが特徴です。
室内環境へのメリット
✅ 室内空気が汚れにくい → 換気の回数を減らせる
④ 石油系ワックスに比べてCO₂排出量が少ない
パラフィンワックスは
石油を精製して作られるため、
採掘・精製・輸送の過程で
大量のCO₂を排出します。
一方でソイワックスの場合
植物由来のため
燃焼時に排出する二酸化炭素(CO₂)と、
大豆が成長過程で吸収するCO₂の量が
ほぼ同じことから実質ゼロと
表現されることがあります。
環境へのメリット
✅ CO₂排出量を抑えられる → 海洋酸性化防止や大気汚染などの地球環境の悪化防止に貢献
⑤ 遺伝子組み換えでない(Non-GMO)ソイワックスも選べる
キャンドル用のソイワックスには
Non-GMO(非遺伝子組み換え)大豆 を
使用したものもあります。
遺伝子組み換え作物の生産は、
農薬や除草剤の使用量が増えるため、
環境負荷が高まる可能性があります。
環境へのメリット
✅ 農薬・化学肥料の削減 → 土壌や水質汚染のリスクを低減
✅ 生態系への影響を抑えられる → ミツバチや野生動物への影響が少ない
ソイワックスの環境負荷がゼロではない点
ソイワックスは環境に優しいとされていますが
以下のような環境負荷も考慮する必要があります。
✔ 大豆の栽培に大量の水や土地を使用する(森林伐採の可能性)
✔ 遺伝子組み換え作物の影響(GMOでないか要確認)
✔ 精製・加工・輸送時のエネルギー消費
ソイキャンドルを作る私たちが
「環境にやさしく」できることは
✅ Non-GMO(非遺伝子組み換え)ソイワックスを選ぶ
✅ サステナブルな農法で作られたワックスを選ぶ(RSPO認証など)
✅ リサイクル可能な容器を使う
などの例が挙げられます。
🌿 まとめ
✔ ソイワックスの原料は毎年栽培できる再生可能な植物資源
✔ 燃焼時にススの発生が少ない
✔ 生分解性が高く、環境に戻りやすい
✔ 石油系ワックスに比べてCO₂排出量が少ない
✔ Non-GMOを選ぶことで、より環境に配慮できる
このようなことから
ソイワックスは環境にやさしいと
いわれています。
ソイワックスについて知る
きっかけになれば幸いです!
それでは、
最後までお読みいただき
ありがとうございました!
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