はじめてのアロマキャンドル作り香りの選び方|精油vs.フレグランスオイルvs.アロマオイル

こんばんは!
ロウヲタクのこだままゆみです。

手作りキャンドル教室


今回のブログでは

手作りキャンドルを
これから始めようと
思っているあなたへ向けて
香りのタイプについて書いていきます。

どんなタイプの香りを選んでいいか
わからないあなたは
ぜひ、参考にしてください!

目次

アロマキャンドル作りには3つの選択肢がある

あなたが、
香料入りのキャンドルを作ろう!
と思った時、

・精油
・フレグランスオイル
・アロマオイル

3つの選択肢があります。

どのタイプの香料を選ぶかは
あなたの好みです。

ここでは、
それぞれの違いと特徴を
書いていきます。

精油

抽出方法

精油は、植物の樹皮、
葉、茎など
さまざまな部分から採れます。


これらのオイルはすべて、
水蒸気蒸留法というプロセスで
植物から抽出されます。

植物の部位によって
必要な手間も異なります。


少ない手間で多くのオイルが
採れるものもあれば、
多くてもほとんど採れないものも
あります。


そのため、手間や製造方法、
作業内容が大きく異なるため、
価格もピンキリです。


天然由来で植物の本来の香りや
効能が反映されています。

植物の成分が凝縮されているため
アロマセラピーなどに
利用されることが一般的です。

アロマキャンドルの香料として使う場合の注意点

まず、精油は
作るのに手間暇をかけているので
非常に高価です。

自然のものが相手なので
その年の収穫状況によって
値段が変動します。

そして、
大変デリケートなオイルなので
消費期限に注意が必要です。

日本の夏のような
高温多湿の環境では
精油の品質が劣化する
可能性がありますので
保管方法に気をつける必要があります。


また、
精油は、揮発温度が低いものが
多いので注意が必要です。

どういうことかといいますと
例えば、

一般的には
レモンの精油の揮発温度は
約 50〜70 度

と言われています。

もし、75度のロウの中に
レモンの精油で香り付けをした場合

レモンの香りで温度によって
飛んでしまうので
レモンの香りが台無しに
なってしまいます。

なので、
ロウの温度が
70度を超えないように温度計と
睨めっこしながら
レモンの精油を入れる必要があります。

フレグランスオイル

製造方法

フレグランスオイルは
基本的に実験室で
化学者によって作られます。

メーカーによって異なるのですが
フレグランスオイルは合成された
成分から作られることもありますが
天然由来の香り成分を使用したものも
存在します。

つまり、
天然と合成成分のブレンドタイプの
フレグランスオイルがあります。

フレグランスオイルの特徴

とにかく種類が豊富です。

実験室で作られる合成成分なので
組み合わせて作ることによって
その数実に5,000種類以上と
言われています。

実験室で作られる合成成分というと
体に不健康そうと思う方が
いらっしゃるかもしれませんが
それは、誤った認識です。

精油は、
天然の植物から作られているので
全てが体に優しいと思うのも
誤った認識です。

1つ例を挙げると

本物のラベンダーは頭痛や
偏頭痛を引き起こすため
ラベンダーを使うことを好まない。
という人がいます。


アメリカの場合は、ですが
「フタル酸エステルフリー」を掲げて
発がん性の危険性がある物質が
入っていないフレグランスオイルの製造を
頑張っているところがあります。


他にも
発がん性の恐れがあったり
皮膚過敏症を引き起こす可能性が
最も高いとされている
成分のリストを公開している会社が
あります。


天然、ナチュラルだから安心
合成成分だから危険
では、決してないことを
この機会に知っておきましょう。

アロマキャンドルの香料として使う場合の注意点

必ず、
キャンドル専用の
フレグランスオイルを
選びましょう。


キャンドルショップで購入するのが
一番確実です。

アロマキャンドル作りのために
開発されたフレグランスオイルを使わない
選択肢なんてありませんから!


ちょっと?かなり?
マニアックなお話になるのですが
フレグランスオイルの種類によっては
リナロールという成分が入っています。

可愛い感じの名前のくせに
この成分、
猫やフェレットが苦手とする成分なのです。

リナロールは
天然の香り成分で、
ラベンダーやベルガモットなどに
存在する物質です。

なので、
ヌコ様やフェレットちゃんの飼い主様は
アロマキャンドルを購入したり
フレグランスオイルを購入する際には
気をつけてくださいませ。

人間さまにもアレルギー反応が
出ることがあります。

アロマオイル

一般的に、アロマオイルとは、
香りを楽しむために使用される
香り付けオイルの総称です。

植物から抽出された精油
合成された香り成分

またはこれらの組み合わせから
なることがあります。

なので、
非常にフワッとした言葉です。

商品説明をきちんと読まない限り
アロマオイルにはどんなものが
使われているのかわかりません。

また、
A社のアロマオイルの概念と
B社のアロマオイルの概念は
異なる場合があります。

アロマオイルイコール〇〇
と解釈しない方がいいでしょう。

アロマオイルを
キャンドルの香料として
使用する場合は

フレグランスオイルと同様
必ず、
キャンドル専用の
アロマオイルを
選びましょう。

まとめ

今回のブログでは

手作りキャンドルを
始めたいけど

どんなタイプの香りを選んでいいか
わからない!!

というあなたへ向けてお届けしました。

ロウヲタク個人的なオススメとしては
フレグランスオイルです。

なんといっても
・消費期限が長い
・香りの種類が豊富
・精油に比べると安価
・香りの質が安定している
・キャンドルのために開発された香料
メリットが多いのです。

この記事が、参考になれば嬉しいです!

それでは、
最後までお読みいただき
ありがとうございました!

次回のブログでお会いしましょう♪

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この記事を書いた人

手作りキャンドルにハマって仕事にまでしてしまいました。生涯現役&誰よりも多くのレシピを残すのが目標。
キャンドル歴11年。

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